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「エンドネシア」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
価格:
機種:
発売日:

個人的評価:
RPG(アドベンチャーRPG)
(株)エニックス
(有)バンプール
6,800円
プレイステーション2
2001年5月31日

★★★★☆
■ストーリー
夕方の公園で1人ポツンと寂しく過ごす主人公の少年(小5)は、ふとした瞬間から見た事もない、不思議な島に飛ばされる。その島はエンドネシア。その島には沢山の神様が石像として祀られていて、他にも外界から飛ばされてきた住人も住んでいた。突如彼に与えられた使命は島の全て神を石像から開放する事。主人公の少年は自分しか出来ない能力「エモ」を使い、住人達と交流しながら神々の開放に挑戦していく。全ての神を開放した先には…。

■どんなゲーム?
PSで好評だった「moon」「UFO」を作ったラブデリックから派生した制作チーム「バンプール 」が作った戦闘のないRPG。PRGと言うよりは寧ろ探索型アドベンチャーゲームに近い。
主人公は10日間という時間枠をループしながら、神々に関係するイベントを起こしていきます。(花の神なら花に関連するイベント、鳥の神なら鳥に関するイベント等) 主人公は「エモ」と言う能力を持っており、「アツイ」「サビシイ」「タノシイ」などを相手に送り込む事によって気持ちを動かし、イベントを進めて行きます。住人の生活を観察するのも醍醐味の1つ。
▼ レビュー ▼
初めに言います。私このゲーム大大大好きなんです。
大好きなんだけど、このゲームはホントに人に薦め辛いんだよなー。

世界観はまず最高。
リアルな3DCGではなく、島全体が手作りの粘土や模型を取り込んだ独特のタッチで温かく、キャラクターも絵も不思議なアナログ感。出てくる神様は思わずニヤリとするほどのパロディとジョークに満ち溢れ哲学的。BGMも温かく、鳥の声や波の音などの自然音も心地いい。

謎解きのシステムも、10日間のループを使ったギミック(例えば3日目のイベントに必要なアイテムが7日目に手に入る)もあったりなかなかの手ごたえ。そしてこのゲーム最大のポイントが、エモ。エモはエモーション(感情)の略で、主人公は自分が強く感じた感情をストックする事が出来、それを相手に送り込んで同じ感情を感じさせる事が出来るという設定がまず面白い。何かを食べさせたかったら「ハラヘリ」、泣かせたかったら「カナシイ」など、プレイヤーは相手の感情をどう動かしたらいいか、と言う考えで謎解きをする事になります。斬新です。

住人も10日間それぞれの生活があり、それを垣間見るのも楽しいし、神様の解放も若干順番のある神様以外はどの順で開放してもOKな自由度もある。

ではなぜ、薦め辛いかと言うと、何が無くともまず難易度。
元気、お腹、眠気と3つの制約の為に、探索に集中できな人もいそうだし、レースや太鼓、探知機による地雷避けなどのミニゲームの難易度もかなり高くて投げ出す人もいそう。(全部の神様を解放しないとクリアできないのも難点の1つ?) それにやっぱり良くも悪くもラデリック系ゲームの為、次はどこ行ってね、次はこのボスね、的な親切なヒントというのがほとんどありません。チュートリアルが終わった後はぽんと島に放り出される感じで、島を自ら探索してイベント自体を探さないといけません。(そこが面白いんですが苦手な人もいる筈)

あと、ラブデ系ゲーム特有の、「待ち」がこのゲームにもあります。
受身プレイの人や、短気な人がプレイしたら、まずクソゲーの烙印を押される筈です。

ただ逆に、散りばめられた小さなヒントを集めて自分で組みたてたり、とにかく何でもやってみて、失敗しても試行錯誤が苦にならない、世界観にどっぷりはまってゆっくりプレイする人には、スルメのようにホント面白いゲームです。ちょっとマゾゲー入ってるけどねv

寓話的なイベントは子供より大人向きかも。自分に合いそうと思った方はぜひ。(06/06/22)





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