■ おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 >> ゲーム紹介 ■

「おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
価格:
機種:
発売日:
プレイ環境:

個人的評価:
ペンタッチアドベンチャー
(株)サクセス
(株)Beeworks
4,800円
Nintendo DS
2007年5月24日
1人用/セーブ3つ

★★★★☆
■ストーリー
前作で探偵協会に加入できた主人公の里奈は、まだまだ新米探偵。親から譲り受けた事務所に、執事のじいと住んでいるちょっと内気なお嬢さん。そんな里奈が、町中のカラーそうめんが1本残らず、そうめんの束から抜き取られるという怪事件を皮切りに、次々と舞い込むミステリアスな5つの事件(本編)と、ご近所のちょっとした30の事件(ミニクエスト)を解決するため、じいと助手のなめこと協力しながら、またもや地味に活躍していくのでした。

■どんなゲーム?
ニンテンドーDSの機能をうまく使った”おさわり”アドベンチャーの第2弾。
前作同様、怪しいと思った所を直感的にペンでタッチ(おさわり)していく事で事件を解決して行ったり、上画面のりなの心の声を楽しんだりするシステムはそのままに、より遊びやすく改良され、ボリュームもUP。正統な進化を遂げています。そして、今回の事件も奇妙なものばかり。新キャラも加わり、独特な世界観はまさに「おさわりワールド」です。
▼ レビュー ▼
まず、続編の発売バンザイ!
前作をプレイした時に、この世界観とキャラが1本だけで終わるのは勿体無〜い!!
と、心の底から思っていたので、1年後に来たこの続編は大喜びでプレイしました。

やっぱり面白いですね、小沢里奈。
可愛いタッチで表現された英国風の世界にちょっぴりダークな隠し味という世界観は健在で、
ユーモラスなキャラ達やシナリオは、相変わらずの摩訶不思議さでした。

その不思議さ加減にまたどっぷり。(じいの魅力にも、さらにどっぷり!)

ゲーム的には推理物のアドベンチャーらしく、聞き込みと証拠集めがメインの王道です。
ただ前作に比べ、突拍子のない展開は若干抑えられてはいるのですが、それでも現実的に考えたらムチャクチャなアイテムの使い方があったり、「えええ〜〜〜??」という意外な展開があったりと、推理力より発想力やとんち力が必要なゲームだったりします。

本格的な推理ものを求めている方にはアレですが、これがこのゲームの肝。
探偵もので、クリア後にほわっとした気持ちになるゲームはそうそうないと思う。

個人的に気に入ったのが2話と4話。
2話はイギリス風味で列車物というのがツボ。4話の感動系はまさにおさわり節。
あ、5話の展開のぶっ飛びさ加減もいいなー。(というか、基本的に全部好きv)
あと、エンディング後も図鑑や報告書のコンプを目指して遊べるのも楽しいです。

前作の唯一の問題点だったボリュームは、
1の「全4話、ミニクエスト20個」が→2で「全5話、ミニクエスト30個」に増えていい感じ。
システム的にもより遊びやすく改良されてて、地味だけど丁寧に作られている印象です。
特に、セーブ3つが地味に嬉しい。(前回は1個だったんだ…)

絵柄を見て、抵抗ない方ならオススメです。
前作をプレイしてなくてもOK。でもプレイしてた方がやっぱり面白いかな。

そういえばこのシリーズのジャケット。裏がリバーシブルになってるんですよね〜。
(1の裏は1のぐっとぷらいす版のジャケットになってます)
そしてどうやら、裏ジャケで4コママンガになってるっぽいという話。(開発者ブログより)
という事は、2で2コマ目?
それならぜひ4まで出して、4コマを完成させてほしいですねv

あと、やっぱりなめこのぬいぐるみ希望!!! バッヂも欲しいけど。 (07/05/29)





BACK