■ アナザーコード 2つの記憶 >> ゲーム紹介 ■

「アナザーコード 2つの記憶」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

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個人的評価:
アドベンチャーゲーム
任天堂(株)
(株)CING
4,800円
Nintendo DS
2005年2月24日
1人用/セーブ2つ

★★★☆☆
■ストーリー
アシュレイの14回目の誕生日の直前に届いた差出人不明の小包。それは3つの時に死んだはずの父親からの手紙と小型の機械だった。驚きと戸惑いの中、その手紙を頼りに父親に会う為ブラッド・エドワード島に向かったアシュレイは、その島で少年のゴーストと出会う。生前の記憶を失ったゴーストの少年と共に島を探索するアシュレイは、少しずつ事件に巻き込まれていく。

■どんなゲーム?
タッチスクリーンやマイク等を使って謎を解いていくアドベンチャーゲーム。
島や屋敷の仕掛けを解きながら、アシュレイは両親の死を謎を、ゴーストの少年ディーは自分の死の謎を求めて、自分達の曖昧な記憶の断片を探していきます。ジュブナイルな1本。
▼ レビュー ▼
DSの初期に出たゲーム。
なので、DSではこんな事が出来ますよ〜と言うデモンストレーション的な1本。
実際、開発チームの発想や着眼点は面白く、特に3章の写真立ての仕掛けは、
文字通り”2画面”をフルに使っていて、最初見たとき驚いたの何の!
ただ多種多様なDSゲームが出てきている昨今では、オーソドックスの仲間入り…。

このゲームを一言で表すなら、「色々勿体無い」ですね。

世界観や音楽、映像はDS初期の作品とは思えないほどキレイです。
丁寧に作ってあるし、空き家になって久しい屋敷の湿った空気感もよく出てて、
キャラクターの絵も魅力的だし、主人公のアシュレイやディーも健気で可愛い。

ストーリーも、主人公のアシュレイは死んだと思っていた父親を探しながら、
思い出せない記憶や繰り返し見る夢の謎、母親の死の真実を、ゴーストのディーは
なぜ自分が死んでしまったのか、57年前この屋敷で何が起こったのかを。
2人で屋敷を探索しながら、記憶の断片を探して(思い出して)いくという雰囲気バッチリ。

そんなステキな素材を、システムがうまく消化できてない感じがします。

推理と言っても、仕掛け解除的ミニゲームなものがほとんどで、ミステリアスな
ストーリーと直結してないのが凄く残念な点のひとつ。あとボリュームが少ない点。
その仕掛け自体も難易度易しめなので、勘の良い人ならクリアに1日も掛からないくらい。

探索部分も下画面で移動すると、上画面の固定画像が切り替わる方式なので、
どこで画面が切り替わるか分かりづらく、手順だけ多く踏まされる感がありました。
2周目から更に真相が究明されていくのですが、やる事がまったく同じなのも残念な点。

ただここら辺のシステム的不満点は次回作の「ウィッシュルーム」でほとんどが
改善されているので、開発会社のメモリーとしては意義のあるゲームではあります。

このゲーム面白いとつまらないの線引きは、
主人公達に感情移入できるか! の1点のような気がします。

アシュレイやディーの、つらい現実を目の当たりにしながらも前に進む健気っぷりに、
どっぷりと浸かる事の出来る人なら、システム的な不満点は気にならなくなるでしょうし、
逆に感情移入出来ないと、不満点ばかりが気になってしまうかと…。

そんな事からオススメするなら、ゲームをガンガンクリアするタイプの方より、
あまりゲームをしない方や”初めてのDSさん”、雰囲気重視のプレイヤーに。

性別的なら男性よりは大人の女性、特にママさんあたりにオススメしたい1本です。

本格的に推理したい人には物足りないけど、『さわれる推理小説』と帯が付いている以上、
本格「推理」目当てで買うミステリー好き方もいると思うので、総合的に評価は★3つ。

ディーの胸に刻まれたマークの真実はかなり切ないので、どっぷりタイプの私は涙目でした。
個人的には好きなゲームです。同じツボの方はぜひv (08/02/12)





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