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「THE原始人(NDS)」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
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機種:
発売日:
プレイ環境:

個人的評価:
リーダー体験アクション
(株)D3PUBLISHER
ヴァンテアンシステムズ(株)
2,800円
Nintendo DS
2008年3月27日
1〜2人用/セーブ3つ

★★★☆☆
■ストーリー
これはまだ何もない。原始の世界のお話。深い森を抜けた先にある一本の樹。その樹になる実を食べた猿は、どこからともなく湧き上がる、不思議な感覚とともに、知恵という名の能力を身に付けました。ウワサを聞きつけた仲間たちが次々と集まり始めた事をきっかけとして、猿はこの場所に村を作ることをかたく決心したのです。(オープニングより抜粋)

■どんなゲーム?
原始の村のリーダーとなって村の文化発展をを目指すアクションゲームです。
原生林や活火山、大雪原などの全4つのエリアに仲間を連れて分け入り、エモノを狩ったり、落ちている素材を持ち帰ったりして、どんどん村を繁栄させていきます。
文化が発展すると武器や防具の強化もできるようになります。 友人との素材交換も可能。
PS2版とタイトルがまったく同じですが、移植ではなく、内容は別物の新作です。
▼ レビュー ▼
PS2の「THE原始人」が非常に面白かったので、発売が楽しみだった1本。

このゲームは、いわゆるピクミン系。

大勢の仲間をワラワラと連れて歩き、エモノを狩っては、
2人で持てる物、5人で持てる物と、人数を割り振ってアイテムを持ち帰るというもの。
例えば、20人連れて5人で持てる物を3つ運んでた時(15人は運搬、5人手ぶら)に、
7人で持てる初めてのアイテムを発見した時、あたまの中でぐるぐるする訳です。

「うわ、2人足りない。じゃあ1個今回は諦めて…、でもそうすると、3人手が空くな〜」

これが面白い!!
この後3人で持てる物を見つけて、過不足なくピッチリ持って帰れた時のカタルシス。
これぞ、物欲(アイテムコンプ欲)と取捨選択のせめぎ合い。
くそー置いてくなんて勿体無い。次こそは! の繰り返しでついつい遊んでしまいます。

探索した分、村が発展するのもやりがいがあって良いですね。
世界観が原始という事で、”人類の進化”に合わせて新しい武器や施設が登場するもの
理にかなってて、バランスも良い感じです。キャラも可愛らしいし、音楽も心地良い。
(個人的には、活火山の音楽が1番好き。PS2も活火山曲サイコー!空耳カリビアン!)

ただ、携帯機向けにとシステムをシェイプするのは良いんですが、
PS2で面白かった部分もごっそり削られているのが、非常に残念な所です。

フィールドの仕掛けが道を塞ぐブロックのみとか、(PS2には大岩や炎の仕掛けがあった)
補助アイテムがないので、狩りがペンさばきのみのガチン勝負になっちゃってるとか!
(PS2では姿を隠したり、エモノ眠らせるたり痺れさせた隙に〜!などの工夫ができた)

そのおかげで、ちょっとゲームが単調になっているような気がします。
飽きっぽい人は、途中で飽きちゃうかもしれません。
ただ、飽きたな…と思っても、10分も経つと何故かまたやってしまうんですけどね。(^^ゞ
無限プチプチのようなゲームです。

しかし、これだけは声を大にして言いたい。

ラスボス戦がきつすぎる!!! orz

何なんでしょう、あの難易度は。
骨髄反射レベルでペンを動かさないと勝てない。。・゚・(ノД`)・゚・。
スタッフはユーザーにどれだけのペンさばきを要求するつもりなのか…。

そもそもDSユーザーは、ゲームに難易度は求めてないと思うんですよね。

これさえなければ★4だったんですが、ラストのバランス崩壊で★−1にしました。
ただ、諦めずにやれば勝てるとも思うので、頑張れる方は頑張って下さい。

頑張れなかった方は、そうですね…、
DSで初めて原始人を遊んだという人ならPS2版をオススメします。
PS2版はアクションへたれさんなほど手に入りやすい、最凶武器があるので。
ラスボスすら秒殺できる最凶武器は、ストレス解消にはもってこいかと思います。

DS版原始人。べた誉めしたかったなー。
ラスボス戦さえ、良いバランスだったらホント、良作だったんですよ。(08/04/22)





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