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「theresia(テレジア) -Dear Emile-」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

ジャンル:
発売元:
開発元:
価格:
機種:
発売日:
CERO:
プレイ環境:

個人的評価:
トラップ脱出アドベンチャー
アークシステムワークス(株)
(株)ワークジャム
4,800円
Nintendo DS
2008年9月11日
C(15歳以上対象)
1人用/セーブ3つ

★★★★★
■ストーリー
赤子をあやす銀髪の女性と赤い花の夢の中、少女は冷たい牢獄施設で目覚めた。
生物の気配すらないその牢獄で、なぜ自分は眠っていたのか。記憶すらない、全てが分からない状況で、少女は牢獄を彷徨い始める。記憶を取り戻す為に。ここから這い出る為に──。

■どんなゲーム?
閉ざされた地下施設からの脱出を目指すアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは、いたる所に仕掛けられた猟奇的なトラップを回避しながらし、部屋をタッチペンで探索し、見つけたアイテムを駆使しながら脱出を図る。脱出ものには珍しくストーリー重視。
新作『Dear Emile』の他に、携帯アプリ版『Dear Martel』もDS用にリメイクして収録。
▼ レビュー ▼
※このレビューはクリア直後に書いたトピックス(08/09/19)を流用・改定しています。

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このゲームは、いわゆる脱出ゲームです。
でも、ちょっとひねって、ジャンルはトラップ脱出アドベンチャー

脱出ゲームは、とにかくそこら中を調べまくるという物が多いのですが、
これは、いたる所にトラップが仕掛けられていて、下手に触るとダメージを受けるので、
「調べないと脱出できないのに、怖くてうかつには調べられない!」という、
何とも言えないジレンマ(自由度が逆に自由度を奪う)を感じられるのが特徴です。

かくいう管理人も、そこにときめいて購入。

結果、買ってよかった。すっごい面白かったです。
遊んでる間中、ずっとドキドキあわあわしながら遊びました。

DS脱出ものの中でも難易度は高い方かと思いますが、順序だてて考えたり
細々と観察したり、今は行けないけど後で行けるかも…な場所を覚えておけば、
結構いけるので、あまり理不尽さは感じませんでした。
何ヶ所か意地悪な所ありますが、密室の8に比べたらね。可愛い意地悪かと。(^^ゞ

トラップもちゃんと観察すれば、ほとんどの物がちゃんと回避可能な所も◎。
その観察した時のテキストも、世界観にあったちょっと遠まわしな言い方で、
ストレートなヒントにしてない感じが、ライターさんの努力が見えて好印象でした。

トラップ受けても、即死ではなくダメージ制(でもたまに即死も有)なので、
こまめに回復アイテムを拾っていけば、ゲームオーバーになる事も少ないです。

うまくトラップを回避できると、「へへー引っかかんないもんねー!」的な優越感も有り。
逆にあえて、突っ込んで主人公のフルボッコを満喫するのも手。この辺の自由度も好きv

システムも面も非常に親切でした。
マップは常に上画面に表示されていて、今いる場所や方向も常に表示。
アイテム使える場所なら、いつでもヒントが聞ける。どこでもセーブ可能。
地図で今まで行動がチェック可能。テキストログも完備。まさに痒い所に手が届く感じ。

ただ若干、ペンタッチの反応が鈍いので、自分は全てボタンで遊びましたが。

脱出ものの中でも、ストーリー重視なのもいいですね。
記憶を失った状態で始まって、日記や手記を見つける度に記憶が少しずつ
戻って行くって仕組みなんですが、その戻る記憶が時系列じゃない所がミソ。

バラバラに断片的に戻ってくるので、先が気になる気になる。
遊びながら、あーかなこーかな?と組み立てる楽しみもあっていい感じです。
クリア後、時系列に主人公が詳しく回想するモードがオープンするのも良かった。

内容的にグロテスクな表現はありましたが、ホラー苦手な自分も大丈夫でした。
幽霊もゾンビも出ませんし、追いかけられる事もありませんでしたし。
静かなじめっとした暗い空間がそこにある。って感じの怖さと言いましょうか。
死体も出るけど、DSの小さな画面でリアル表現でもないので案外平気。

某所の死体とごっつんこはビビったけどね。(^^ゞ (回避方法知らずに最初やっちゃった)
虫は…。虫だけは駄目。そこだけもう音量OFF!!

エンディングはちょっと微妙かな。エミール編はいいけど、マーテル編が特に。

エミール編はすごい良かったです。ツボりました。なかなか切ない。
エミール無茶苦茶だけどね。(^^ゞ
思いっきり猟奇的なのに、何故か憎めないエミール。

むしろ、ラスト辺りの回想に出たライフル銃構えたエミールがカッコよすぎる!
美しいよエミール。エミール様と呼ばせてください!!
赤ちゃんの足持って首かしげとか、軍服でギュとか、すげー愛しい。なにあれ。

もう本当に、エ ミ ー ル 様 と 呼 ば せ て く だ さ い ! !

エミール編主人公は、2階で某死体を発見した時の豹変ぶりに惚れた。
「ふざけるな」から始まる一連のセリフは、かなりの名シーンかと思います。

エミール編のボリュームも多かったし、
クリアするとマーテル編もオープンするしで、遊びがいはたっぷりありました。
DSの脱出ものの中では値段は高い方(他がシンプル系で安いからだけど)ですが、
このボリュームなら、むしろコストパフォーマンスは高い方だと思います。

ストーリーは好き嫌いが分かれると思いますが、脱出好きな方にはオススメ。
ちょっとでも怖いのはダメ!一滴も血があったらダメ!って人以外の方はぜひ〜v

ワークジャム&アークシステムワークスのタッグに、今後も期待。(08/10/02)





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