■ 【DSiウェア】THE密室からの脱出 -学校編- >> ゲーム紹介 ■

「【DSiウェア】THE密室からの脱出 -学校編-」の私的レビューv

▼ ゲーム紹介 ▼

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個人的評価:
脱出ゲーム(アドベンチャーゲーム)
(株)D3PUBLISHER
(株)インテンス
500ポイント
Nintendo DSi
2009年12月24日
1人用/セーブ1つ

★★★★☆
■ストーリー
旧校舎の図書室で目を覚ました主人公。気が付くと、クラスメイトからメールが…。
「閉じ込められたみたい、助けて!」 慌てて向おうとするも、ドアには鍵が! 助けを呼べる人もいないし電話も繋がらない…。もしかして、閉じ込められたのは彼女だけじゃなくて僕も!?

■どんなゲーム?
さまざまな状況下にある、密室からの脱出を目指すAVGシリーズのDSiウエア第二弾。
プレイヤーは、閉じ込められた状態からスタートし、部屋をタッチペンで探索し、室内にあるアイテムを駆使しながら、密室の謎を解いて脱出を図っていく。ぶっ飛んだストーリーが特徴。
システムは第一弾を継承し、写真メモ機能を追加。序盤の脱出方法で後半大きく分岐する。
▼ レビュー ▼
2009年7月に配信されたDSiウェアの第二弾。
管理人はこのシリーズが大好きなので、今回もほくほくしながらダウンロード。

今回も面白かった〜。
相変わらずの難しさだったけど、その分謎が解けた時のカタルシスはホント癖になる。

今回も脱出ゲームの
 ・アイテムを見つけて、その使い方を推理する謎解き
 ・部屋に散りばめられたキーワードから、入力するべきキーを推理する謎解き

この2本柱が絶妙に絡んで簡単すぎず難しすぎず。非常に良いバランスでした。
難しいけど理不尽一歩手前だし、よく見ると必ずヒントがある仕組み。

ステージ数は前作と同じ3つ。
ただ、実質2部屋だった前作と違い、全て違う作りの3部屋にボリュームUP。
しかも、前作はステージ3の後半の行動のみでエンディング分岐してたけど、
今回はステージ1も2も2パターンの解き方があり、それがフラグとなって、
ステージ3は最初から分岐してるという作り込み。なんという進化!

もう、500円の域を超えとる。

そして今回から、画面を写真に撮って直接メモれる機能が追加されてます。
これが予想以上に便利。見本と同じラインを辿る時とか見ながら出来るし。
しかも、この機能を使った謎解きも用意されていて、
単なる便利機能に収まってない所がまた巧いんですよね〜。

今回の主人公は2人。
ただ、パケ版「密室2」の某ステージのようにザッピングするのではなく、
ステージ1→主人公、ステージ2→ヒロイン、ステージ3→2人合流するも操作は主人公。
という感じに、動かすのはステージ毎に1人となっています。

とはいえ、メールのやり取りがあったり、合流後の掛け合いは面白く、
ストーリーはホラーテイストなのに、あまり怖くない仕様。(BGMはちょっと怖いけど)

それにしても、ホラーと脱出は相性いいですね。
科学で証明出来ない現象やゲーム的お約束も、全部霊の仕業で無問題。
相変わらずぶっ飛んでるストーリーは、もうインテンス節って言って良いと思う。

と、褒めまくっていますが、
難点と言えば、前作で良くなってたラインの入力が判定が微妙になった事。
微妙というか、コツが必要になった感じといいましょうか。
管理人、初プレイでスライドできた物が、2周目でなかなかスライドできなくて焦りました。

プレイ時間は悩みつつ遊んで5〜6時間くらい。分岐も遊んで+1時間。

3ステージは少し物足りないし、何度も遊ぶゲームではないけど、
500円でこれだけ楽しめれば大満足です。今回はライン判定が微妙だったので、★4。

脱出ゲームを遊んでみたいと思ってる脱出初心者さんから、
歯ごたえのある謎解き系のAVGが遊びたいという方たちにオススメの1本。

インテンスの密室シリーズは外れなし。今後も応援して行きます。

次回作は、PSPの「密室のサクリファイス」。
キャラデザがちょっとギャルゲちっくなのが気になるけど、インテンス製脱出のPSP初上陸!

これで、PSPにも脱出の波がくるといいなー。(10/01/05)





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